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2020年02月29日

読書録「新フォーチュンクエスト15盗賊たちの見る夢」ほか

読書録「新フォーチュンクエスト15盗賊たち
の見る夢」3

著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫

p37より引用
“ 白い長いヒゲに長い髪、痩せた体にズダ
袋みたいなローブを引きずり、しょぼしょぼ
した目のいかにも冴えない老人。
 そう!
 誰もそうは思わないかもしれないけど、ウ
ギルギ様だ。つまり、神様なのよ!”

 方向音痴のマッパーとその仲間たちの冒険
を描く、ファンタジーライトノベル。
 行方不明となっていたマリーナとその両親
を無事に助けることが出来たパステルたち、
しばらく屋敷に泊めてもらうことになったの
だが…。

 上記の引用は、小麦の神様・ウギルギ様に
ついての一節。
なんというか、コントの神様像が頭に浮かん
でしまうのですが…。本当に大切な物事を司
る存在は、意外と身近にあって目立たないも
のなのかもしれません。
 パーティの盗賊・トラップに気があるよう
な、盗賊の女性に関して物語は動きます。あ
らすじを読むまでこの女性のことを忘れてい
ましたが…、過去に登場したキャラクターが
とても大切に扱われているシリーズです。

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読書録「新フォーチュンクエスト16いざ、聖
騎士の塔へ!?(上)」3

著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫

p83より引用
“ わたしたちは、なんだかとっても長い旅
をなぞっているような気分になった。
 遠い遠い日々、トラップとクレイの祖先は
一緒に旅をし、友情を育み、今につなげてい
る。こうして、子孫も強い絆で結ばれ、一緒
に冒険をしているだなんて知ったら、どう思
うだろう……。”

 方向音痴のマッパーとその仲間たちの冒険
を描く、ファンタジーライトノベル。
 今日も朝から仲良くけんかするパステルと
トラップ、ケンカの原因はクレイ宛に届いた
荷物に入っていたもので…。

 上記の引用は、クレイとトラップの祖先た
ちについてのパステルの胸の内。
名前も知らないような先祖からずっと繋がっ
てきて、今いる私たちが生きていると、お寺
の和尚さんの説法でお聞きしました。いつ何
時、どこで誰に繋がっているかわからないの
で、人とは丁寧に接したいものです。
 偉大な祖先の背中を追おうかどうか、パー
ティリーダー・クレイの葛藤が描かれていま
す。悩みながら進もうとする彼の前に現れた
のは…。

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posted by 出雲一寸 at 12:16| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月28日のつぶやき


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2020年02月28日

2020年02月27日のつぶやき


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2020年02月27日

2020年02月26日のつぶやき








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2020年02月26日

読書録「新フォーチュンクエスト13」ほか

読書録「新フォーチュンクエスト13蘭の香り
と消えたマリーナ(上)」3

著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫

p195より引用
“ トラップに聞かれ、わたしはゴクリとツ
バをのみこんだ。ま、ま、まっずぅい!マッ
ピング、すっかり忘れてたよ。”

 方向音痴のマッパーとその仲間たちの冒険
を描く、ファンタジーライトノベル。
 空を飛ぶホワイトドラゴンのシロの背に乗
せてもらい、久しぶりに拠点としている街へと帰還した主人公・パステルたち。家の修繕
に勤しんでいると、差し入れと一緒に手紙が
届けられた…。

 上記の引用は、行方不明になった友人の手
がかりを求めて入った場所での、パステルの
様子。
方向音痴なうえに仕事を忘れるとは、他のパー
ティならばすぐ追い出されてしまいそうです。
まあそういうところも含めて一緒に冒険して
いるのですから、良い仲間に恵まれているの
ですね。仲間も仲間で、癖のある皆ですが。
 今回はクレイとトラップの幼馴染み・マリー
ナに関するエピソード、主人公達の周りの人
について描かれることで、より物語世界の奥
行きが広がるエピソードではないでしょうか。

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読書録「新フォーチュンクエスト14蘭の香り
と消えたマリーナ(下)」4

著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫

p80より引用
“ 最近、わたしも時々、自分っていったい
なんだろう?なんて思うことがある。
 たぶん、存在証明みたいな……そんなこと。


 方向音痴のマッパーとその仲間たちの冒険
を描く、ファンタジーライトノベル。
 行方不明になった友人・マリーナを探し、
潜入した屋敷内を捜索するパステルたち。し
かし、一人パステルは穴に落ち、スケルトン
に追いかけられ…。

 上記の引用は、マリーナ救出後に彼女の過
去について話している場面でのパステルの胸
の内。
自分の存在を証明する手段は色々あるでしょ
うが、それをしている最中は自分ではわから
ないものなのかもしれません。
 シリーズの初期からの読者には、懐かしい
キャラクターたちが登場します。長く続く作
品を読み続けると、こういう喜びがあるのが
嬉しいところですね。

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posted by 出雲一寸 at 08:32| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月25日のつぶやき


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2020年02月25日

2020年02月24日のつぶやき






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2020年02月24日

読書録「QED東照宮の怨」

読書録「QED東照宮の怨」3

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p246より引用
“ 色々な知識は、持っているに越したこと
はないが、持っているからといって、それ以
上先に進まなければ、何の意味もない。自分
が、辞典やCD-ROMになるのではなく、それを
活用してこそ、その人間にも資料にも、初め
て価値が出てくるのだから。”

目次より抜粋引用
“阿形
 其の市
 其の爾
 其の惨
 其の死”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第四弾。
 忙しい夏場を乗り切り、少し落ち着いて薬
局の仕事に励む主人公・棚旗奈々。次に来る
風邪のシーズンに備え、気持ちを整えている
時期のはずが、人の入れ換わりが起こり…。

 上記の引用は、日光東照宮についての主人
公・桑原の説明を受けた、棚橋奈々の胸の内。
活用できる知識を持って何かを成すのは、大
事な事なのでしょう。しかし、何の役にも立
たない知識が増えることに喜びを覚えるのも
人の営みらしいですから、隣に居たら便利な
辞書のような人になるのも、面白いかもしれ
ません。ネットで検索する時代になって、も
う必要ともされないのかもしれませんが。
 歴史上の出来事とそこに隠された人の思惑、
それが回り巡って現代で事件となる。ミステ
リ好きでなくても面白いシリーズではないで
しょうか。

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posted by 出雲一寸 at 15:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月23日のつぶやき


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2020年02月23日

2020年02月22日のつぶやき










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2020年02月22日

読書録「QED百人一首の呪」ほか

読書録「QED百人一首の呪」3

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p239より引用
“「いいか、呪というのは『言葉』のことだ。
まさかお前は、言葉も存在しない、とまでは
言わないだろうな」
「馬鹿を言うな。実際こうして使って話して
るじゃねえか」
「それならば、同時に呪も存在する。言葉と
呪は同一のものだ。どちらも相手の脳に向け
て発信される信号だからな。ウイルスのこと
だよ」”

目次より抜粋引用
“うきよのたみに
 ゆくすゑまでは
 ものをこそおもへ
 やどをたちいでて
 たまそちりける”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
第9回メフィスト賞受賞作。
 年に一度だけ家族全員が集まる大邸宅、そ
この家事を一人で受け持つ女性が一日の後始
末をしているその時、屋敷の主人が切迫した
声で人を呼んだ…。

 上記の引用は、主人公・桑原崇と同級生で
ジャーナリストの会話。
面白くも恐ろしくもある説ではないでしょう
か。言葉の使い方一つで、相手に害を思うよ
うに与えられるなんて、使う人の思うがまま
にされてしまいそうです。世界中に自分の言
葉が伝わる世の中ですので、相手に対して害
を与えるような物言いには気を付けたいもの
ですね。人を呪わば穴二つといいますし、自
分のためにも、使う言葉は選びたいものです。
 百人一首の謎解きというのが、一つのジャ
ンルとして存在しているそうです。巻末に参
考文献が紹介されているので、興味を持たれ
たらそちらからあたると、より深く楽しめる
のではないでしょうか。
 巻末あたりに謎解きの答えの一部がついて
いて、うっかり開いてしまいそうになりまし
た。読まれる時は気を付けてください。

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読書録「QED六歌仙の暗号」4

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p295より引用
“「今、説明したばかりじゃないか。きみは
すぐに前後・左右・黒白と分けようとする。
世界はもっと混沌として存在しているんだ。
何故、漢方と近代医学を分ける必要があるん
だ?同じ人間の体についてのことじゃないか。
俺は両方信じているし、同時に両方信じてい
ない」”

目次より抜粋引用
“一諾千金
 二仏中間
 三界諸天
 四方四仏
 五里霧中”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第二弾。
 ひどい花粉症を口実に、京都への出張を上
司から押し付けられた主人公・棚旗奈々。も
う一人の主人公・桑原とも京都で合流するこ
ととなり、もやもやと考えを巡らせていると
き、大学の後輩から電話がかかってきた…。

 上記の引用は、世の中にある区別について
の桑原の台詞。
良いか悪いか二つに一つで判断できるなら、
悪い方を排除するだけで物事は良くなるので
しょうが…。なかなかそんなに簡単にはいき
ませんね。少しずつ様子を見ながら、うまく
バランスを取れるようになりたいものです。
 身近に昔からある縁起物の神様と歴史上の
出来事が、糸をより合わせるように絡みなが
ら、綺麗に結末へと向かっていきます。
日本史と古典をしっかりと学んできた人ほど、
より面白さを味わえる作品ではないでしょう
か。

ーーーーー

読書録「QEDベイカー街の問題」4

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p239より引用
“食生活の偏り、それを正さずして、我慢し
ろだとか忍耐だとか精神力などという、形だ
けのお題目を唱えても、何にもならない。人
間の感情などは、いとも簡単に脳内物質にコ
ントロールされてしまうのだから。”

目次より抜粋引用
“冒険
 回想
 生還
 挨拶
 事件簿”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第三弾。
 雪の降りそうな冬の日、主人公・棚旗奈々
が出勤すると上司と同僚が言い争いをしてい
た。どうやらクリスマスの出勤予定について
のことらしいが…。

 上記の引用は、太り気味な登場人物に対す
る評に関しての一節。
人は飲み食いした物から出来ているというの
は、誰も逃げる事の出来ない真実でしょう。
調子が悪いと感じた時は、体に摂り入れたも
のについて見つめ直すのが、復調への近道な
のではないでしょうか。
 全二作とは少し趣が変わり、海外の古典作
品の謎が扱われています。架空の小説が始ま
りでも、好きが高じて現実へ大きな影響を及
ぼすというのを思うに、オタクやマニアの情
熱は世界を変えるほど強く、世界共通なのか
もしれませんね。

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posted by 出雲一寸 at 15:29| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月21日のつぶやき


posted by 出雲一寸 at 00:01| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月21日

2020年02月20日のつぶやき


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2020年02月20日

2020年02月19日のつぶやき


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2020年02月19日

2020年02月18日のつぶやき








posted by 出雲一寸 at 00:01| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする