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2020年06月13日

読書録「バカとテストと召喚獣3.5」ほか

読書録「バカとテストと召喚獣3.5」3

著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫

p105より引用
“ 素で疑問符を浮かべているとは、なんて
恐ろしい女だ。きっとコイツには、世の中の
恋人同士は相手を逃さない為に肘関節を取り
合っているように見えているのだろう。”

目次より抜粋引用
“僕と暴徒とラブレター
 俺と翔子と如月ハイランド
 僕とプールと水着の楽園
 僕とバイトと危険な週末”

 成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
書き下ろしに編を加えた短編集。
 朝のHRで、抜き打ちの持ち物検査を受ける
主人公たち。担任から特に目を付けられてい
る主人公・明久は、他の生徒たちとは全く違
う対応をされ…。(バカとテストと召喚獣〜
予習編〜より)

 上記の引用は、明久のクラスメイト・坂本
雄二に強い思いを寄せる、霧島翔子について
の、坂本の胸の内。
誰かに思ってもらえるのは幸せなのでしょう
が、相手が壊れていると大いに苦労してしま
うのでしょうね。雄二は相手が美人な分、恵
まれているのではないでしょうか。
 物語に奥行きと深みを持たせる、前日談や
幕間の話が収録されています。そんなに考え
て読むタイプの作品ではないでしょうが、登
場人物への思い入れが強くなるかもしれませ
ん。

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読書録「バカとテストと召喚獣4」3

著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫

p83より引用
“「答えは『外部に共通の敵を作ること』だ。
俺たちの日常生活でもそうだが、同じ敵を持
つ人間というものは若干の不和があったとこ
ろで結束し易い。歴史上でもそういった手法
を取っていたヤツは大勢いるしな」”

 成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
 登校時の通学路、クラスメイトの島田美波
に突然キスされた主人公・吉井明久。あまり
の不意打ちに戸惑っているところへ、追撃の
一手が加えられた…。

 上記の引用は、大衆の不満の抑え方につい
ての、坂本雄二の台詞。誰かの意図で大騒ぎ
する人達に気を取られて、本当の敵を忘れて
しまわないように気を付けたいものです。
 ヒロインの一人・島田美波との関係で、他
クラスも巻き込んでの大騒ぎとなります。こ
こまで読んでこられた人たちなら、慣れてい
ることでしょう。策や謀略に力を使うより、
もっと目の前に集中した方が、主人公たちは
良い結果を出せそうな気もしますが、そうし
ないからこそ主人公なのでしょう。

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posted by 出雲一寸 at 15:59| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする