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2020年03月06日

読書録「新フォーチュンクエスト20フレンツ・メーロス二世の受難」

読書録「新フォーチュンクエスト20フレンツ・メーロス二世の受難」5

著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫

p82より引用
“「そうです。それはとても些末なことかも
しれません。ちょっとした時の目線だとか、
手の動きとか、そういうことかもしれないん
です。種々雑多な出来事の積み重ねです。わ
たしはキットン族という由緒正しい種族の者
ですが、我々はそのような日々の雑念を無駄
なものとして排除するのではなく、活かすよ
うにしています。無駄でも無意味でもないも
のだからですよ」”

 方向音痴のマッパーとその仲間たちの冒険
を描く、ファンタジーライトノベル。
 船旅での問題も無事解決でき、いよいよ新
大陸へ上陸するパステルたち。共に戦いパー
ティの皆と馴染んできたカシアスを、一緒に
居ないかとクレイたちは誘うのだった…。

 上記の引用は、ヒュー・オーシの依頼で訪
れた貴族令嬢に対してのキットんの台詞。
家族の身に起きている不幸の原因について、
勘で疑ってしまうことについて。同じような
話を、棋士の羽生善治氏が著作に書いておら
れたように記憶しています。自分の中から出
てくる、何となく、という感覚は、意外に正
しいのかもしれません。はっきりと証明はで
きないのでしょうが、頭の中で自分の経験と
知識を統計処理しているような感じでしょう
か。
 今巻を読んでいて頭によぎったのは、昔の
時代劇の数々。なんというか、すごく水戸黄
門な話でした。安心の面白さです。
 シーズンが一度終了し、次巻からは新シリー
ズだそうです。話は今巻の続きとのこと。

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posted by 出雲一寸 at 14:15| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする