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2019年11月18日

読書録「遺伝子が解く!その愛は、損か、得か」ほか

読書録「遺伝子が解く!その愛は、損か、得か」
4

著者 竹内久美子
出版 文藝春秋

p39より引用
“ カタツムリは殻をつくるためにカルシウ
ムを石灰岩の表面を舐めるなどして摂取して
いるのです。
 すると、カタツムリにとってはどうしても
石灰岩や石灰質が必要で、棲む地域が限られ
ます。実際、彼らは石灰岩地帯の他、城跡、
社寺、雑木林などのカルシウムに富む場所に
しか棲んでいないのです。
 とすれば!ナメクジとはその制約を振り払
い、もっと広い地域に進出する道を選んだ動
物。そのために思い切って殻を捨ててしまっ
たというわけなのです。”

目次より抜粋引用
“たかがセックス、やっぱりセックス!
 真似したい?真似したくない?動物たちの羨
ましい生態
 こんなことも、あんなことも。いろいろあ
ります、人間ですから。
 奇妙な動物大集合!地球は誰のもの?
 美しく咲き誇るだけではない植物たちの現
実”

 動物行動学者である著者による、動物に関
する質問に答える雑誌連載をまとめた一冊。
同社刊行作文庫版。
 人間と他の類人猿の混血の可能性からムク
ドリの夕方の集会の謎についてまで、寄藤氏
のイラストとともにユーモアにあふれた文章
で答えられています。

 上記の引用は、カタツムリとナメクジにつ
いて書かれた項での一節。
前に進むためには、何かを思い切って手放す
ことも時には必要なのかもしれません。
人が宇宙へ進出するならば、ナメクジくらい
の大きな覚悟で何かを手放すことになるので
はないでしょうか。
 どうやら雑誌連載は終了している様子、ま
たどこかで再開してほしい作品です。

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読書録「医者が教える最高の長寿食」4

著者 藤田紘一郎
出版 宝島SUGOI文庫

p91より引用
“ 肥満の道から足を洗い、いつまでも若々
しく健康でありたいと願うならば、間食の習
慣をきっぱりやめてしまうほうが、正しい選
択といえるのではないでしょうか。私はまた
太りたくないですし、体をミイラ化させたく
ないので、甘いお菓子など間食はしないよう
にしています。”

目次より抜粋引用
“体が若返る長寿食
 正しくやせる長寿食
 血管を強くする長寿食
 腸によい長寿食
 脳を活性化する長寿食”

 寄生虫博士である著者による、健康な体を
維持するための食生活について記した一冊。
 若々しさを保つ食品からがんを予防する食
べ物まで、長年の研究と経験をもとに記され
ています。

 上記の引用は、甘いお菓子やジュースの体
への影響について書かれた項での一節。
口に美味しいものは、体に悪いというのは本
当なのかもしれませんね。甘いお菓子やジュー
スを扱っている企業は、同時に体に良いとい
う触れ込みの製品も扱っているようです。購
買者の健康に関するアクセルとブレーキを、
思うように操作されないように気を付けたい
ものです。
 本当に必要な物しか摂らない生活は、味気
なさそうな気もしますので、程々に気を付け
て少しでも良くなるようにしていくのが良い
のではないかと思います。
こういう健康に関する本を読んでいると、生
まれた場所の伝統食の良さがわかります。長
く残るものにはそれなりの理由があるのでしょ
う。

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posted by 出雲一寸 at 19:28| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする