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2019年10月04日

読書録「伝説探訪東京妖怪地図」

読書録「伝説探訪東京妖怪地図」3

監修 荒俣宏
著者 田中聡
出版 祥伝社

p376より引用
“ 不思議を感じることに麻痺し、怪異に戦
慄する心持ちがなくなれば、科学は死ぬ。「頭
の頂上から足の爪先まで突き抜けるような鋭
い神秘の感じ」を知らずして、科学は出来な
い。科学教育は「化け物教育」のごとくある
べし、と寺田寅彦は言った。”

目次より抜粋引用
“大江戸怨霊列伝
 こんなところも怪異ゾーン
 怪異スポットを歩く
 怨念の痕跡は残る
 明治維新と妖怪”

 博物学研究者監修による、現代に語り継が
れる東京の怪異を記した一冊。他社刊行作「怪
異東京戸板がえし」改題加筆版。
 平将門公の首塚についてから怪異と科学の
関係についてまで、地図や浮世絵等の資料と
ともに解説されています。

 上記の引用は、怪異と科学について書かれ
た項での一節。
センス・オブ・ワンダーというものでしょう
か、未知の物事に対する感覚は、世界共通な
ところがあるのかもしれませんね。
 古くから語り継がれたり伝わっている事に
は、何か深いわけがあるでしょうから、ぞん
ざいに扱うのはよろしくなさそうです。
東京にしても京都にしても、人が多く集まる
ところには、怪異に関する話が付き物なよう
で、華やかであるほど暗い部分も多いのかも
しれません。

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posted by 出雲一寸 at 18:19| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする