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2019年03月10日

読書録「世界情死大全」

読書録「世界情死大全」3

著者 桐生操
出版 文藝春秋

p98より引用
“ 一三四五年から一三五〇年にかけて、
ヨーロッパの人工の半分、あるいは三分の一
が喪われたという。しかし人口統計も死亡統
計もない時代に、正確な死者の数をあげるこ
とは、極めて難しい。”

目次から抜粋引用
“死とエロス
 死と欲望
 現世への執着
 自殺を巡る奇譚
 死に際の美学”

 欧州の歴史に明るい著者による、人の死に
まつわる逸話について解説した一冊。
過去同社刊行文庫版。
 死とエロスの深い関係から有名人の死に関
する謎についてまで、情死だけでなく色々な
死についての逸話が記されています。

 上記の引用は、中世ヨーロッパを襲ったペ
スト禍について書かれた項での一節。
はっきりとした数がわからなくても、普段見
かけていた人達が半減もしたらよくわかるで
しょうから、大体あっているのではないで
しょうか。しかし、人工が半分になって、よ
く社会が機能したものだと思います。
 今までずっと勘違いしていたのですが、ラ
スプーチンって20世紀の人物だったんですね
…。てっきりもっと昔の人だと思っていまし
た。

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posted by 出雲一寸 at 19:11| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする