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2019年03月10日

読書録「捏造の世界史」ほか

読書録「捏造の世界史」3

著者 奥菜秀次
出版 祥伝社

p178より引用
“ 案外、暗殺研究家らは真相をああだこう
だといつまでも論ずるのが楽しいのでなかな
か結論を出さないのかもしれない、などとい
うのは穿った見方だろうか。”

目次から抜粋引用
“誰が切り裂きジャック日記を書いたのか
 ヒトラー副官、マルチン・ボルマンは生き
ていたのか
 ケネディ暗殺はなぜ永遠のネタと化したの

 悪魔の棲む家には誰が住んでいたの?
 ハワード・ヒューズの数奇な生涯”

 アメリカ現代史研究家である著者による、
いつの時代にも存在する事件の捏造にまつわ
る逸話について記した一冊。
 切り裂きジャックについてから大富豪の遺
言についてまで、関係者への直接対話を交え
て書かれています。

 上記の引用は、ケネディ暗殺について書か
れた章での一文。
こうして見ると、人の不幸で飯を食う人たち
というのは、世界中に数多く存在するのだな
と、思わざるを得ません。出来ることならそ
ういう生き方をしないように、気をつけたい
と思います。
 事実を捏造する人達がなにより悪いので
しょうが、簡単に騙されないように、情報の
見方や接し方には注意しなければならないと、
改めて考えさせられる一冊。

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読書録「マンガ皇妃エリザベート」2

著者 名香智子
原作 ジャン・デ・カール
監修、解説 塚本哲也

p313より引用
“ヨーロッパの君主たちは戦争をしては裏切

そして儀礼訪問をする
ときにはたえ難い習慣である”

目次から抜粋引用
“世紀の恋
 野の乙女
 闘いの幕開き
 魅惑の皇妃
 旅の始まり”

 19世紀に実在したオーストリア皇妃・エリ
ザベートの生涯を記した、伝記漫画。過去他
社刊行作マンガ化文庫版。
 皇帝と皇妃の出会いから暗殺されるまで、
図版や家系図を交えて描かれています。

 上記の引用は、メキシコ皇帝となり暗殺さ
れた、オーストリア皇帝の弟について書かれ
た項での一節。
メキシコの情勢が悪化したとき、後ろ盾にな
るはずのフランス軍は撤退したそうです。一
度裏切った相手とは、二度と手を組まないほ
うがいいと思うのですが…。今の我々とは感
覚が違うのか、高度な政治的判断のため仕方
がないのか。
 まえがきなどに、皇妃エリザベートが近年
人気を高めているなどと書かれていますが、
そんなことがあったのでしょうか?1997年が
原作の初版となっていますが、記憶に無いで
す。多分私は、よそ向いて生きていたので
しょう。
 絵柄がいかにもな昭和少女漫画風なので、
好みが大きく分かれそうです。

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posted by 出雲一寸 at 08:24| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする