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2016年02月20日

読書録「フィリピンでロングステイ」「酒肴奇譚」

読書録「フィリピンでロングステイ」3

出版 イカロス出版

p19より引用
“繁華街では十分な注意を払う、興味本位で
スラム街に立ち入らない、下町では夜間のひ
とり歩きは避ける、常にスリやひったくりに
注意するなど、「君子危うきに近寄らず」を
徹底することが欠かせない。”

目次から抜粋引用
“知っておきたいフィリピンの素顔
 スペイン時代の城塞都市イントラムロス
 バナナプランテーションのなかのリゾートへ
 セブの活気あふれる旧市街を歴史散歩
 医療システムと健康の秘訣”

 定年退職後なとの第二の人生を、フィリピ
ンで生きていこうとする人たち向けの案内書。
 首都マニラからリゾート地セブ島まで、
現地の日本人たちのアドバイスとともに紹介
されています。

 上記の引用は、フィリピンの素顔について
書かれた項での一節。
フィリピンに限らず、自分のよく知らない土
地に行く時には、気を緩める事無く過ごした
いものですね。
パックツアーで行くような旅行は旅行ではな
い、などという人達もいるでしょうが、ずっ
と旅行して生きている人と同じようにできる
人は、そんなにいないのではないかと思いま
す。
 具体的な注意点が多く記されていて、無責
任に移住を勧めたりしていない所が、良心的
な作りになっているのではないかと思います。

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読書録「酒肴奇譚」3

著者 小泉武夫
出版 中央公論社

p55より引用
“ まず、アメリカきっての繁華街ニュー
ヨークを例にしますと、禁酒法の出る前には
約一五〇〇軒もの酒場があったのですが、
禁酒法時代に入るや、これが何と二倍以上
の三二〇〇軒にもふくれ上がり、それらは地
下に潜って秘密に営業をしていたのでし
た。”

目次から抜粋引用
“大江戸酒合戦
 奇酒珍酒
 臭い酒
 刺身と酒
 毒まで食らう”

 発酵学者である著者による、酒とつまみに
関する話をまとめた一冊。
 江戸時代の酒飲みの逸話から毒のあるもの
の食べ方まで、語り部調で書かれています。

 上記の引用は、アメリカの禁酒法について
書かれた部分での一節。
人は、ダメと言われると余計にそのダメな事
をしたくなってしまうのでしょうか。
というよりも、何かを禁止したり規制するこ
とで、一部の人が高い利益を得ようとしてい
ることに、他の人が気づいてしまうので、誰
も真面目に守ろうとしなくなるのかもしれま
せんね。まあでも、後ろに手が回ってしまわ
ないように、今ある決まりは守った方がいい
でしょう。
 著者の他の著作に書かれている事と、ある
程度内容がダブるところもあります。
著者のファンであるならば、少し違う語り口
を楽しめるのではないでしょうか。

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posted by 出雲一寸 at 17:04| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする