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2016年02月16日

読書録「バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔」「バチカン奇跡調査官終末の聖母」

読書録「バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔」4

著者 藤木稟
出版 角川書店

p166より引用
“ だが美食家のロベルトにとって、アメリ
カ料理は恐怖の対象だ。
 例えば、ほうれん草のクリーム煮。
 煮過ぎて黒茶色に変色した缶詰ほうれん草
を、さらにミルクとチーズでどろりと煮込み、
平皿の上にべったりと投げつけたような料理
で、にょろにょろとした歯ごたえが印象的だ。


目次から抜粋引用
“星条旗とペテロの鍵
 人体消失
 そして奇跡調査が始まる
 二つの頭の蛇は卑湿地に棲む
 ラプラスの悪魔”

 天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。シリーズ第6弾。
 次期大統領候補が教会での演説に備えた儀
式の最中、聴衆の目の前で突然死亡した。
FBIのビル・サスキンス捜査官が原因究明に
駆り出されることとなったのだが…。

 上記の引用は、サスキンス捜査官の実家に
泊まることになった主人公の一人・ロベルト
の食事に対する気持ち。
字面を追っているだけで、食欲が減退しそう
な食べ物ですね…。歯ごたえがにょろにょろ
とは、ドジョウや白魚を踊り食いしたら、体
験できるのでしょうか?食材が身近なものな
ので、自分で作ってみて試すこともできるで
しょうが、私はしません。
 オカルトと科学が上手く組み合わさった、
傑作シリーズだと思います。400ページ
ちょっとと、結構ボリュームがありますので、
ゆっくりと楽しめるのではないでしょうか。

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読書録「バチカン奇跡調査官終末の聖母」4

著者 藤木稟
出版 角川書店

p128より引用
“ あらゆることに対して、可能不可能とい
う意識の壁を設けない。
 分ることから、こつこつとやっていく。
 大切なのは、そういう地道な心がけである。


目次から抜粋引用
“黒い聖母の奇跡
 聖母達の黙秘
 髑髏は語り始める
 アステカの冥府
 邪神復活”

 天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。シリーズ第8弾。
 世界最小でありながら世界に多大なる影響
力をもつ独立国家・バチカン市国。そのバチ
カンの長であるローマ法王が例外的な辞任を
することになり、次の法王が決まるまでの代
行を勤めることとなったのは…。

 上記の引用は、主人公の一人・平賀神父の
科学的な姿勢についての一節。
決して憶測で物を捉えるのではなく、冷静に
目の前の事実を積み重ねることで、少しずつ
前に進んでいくのが大切なようです。
 今回の舞台はメキシコ、世界で二番目にカ
ソリックが多いとのことです。それ程カソ
リックが多い国であるにもかかわらず、よく
耳にする情報は、麻薬とかギャングとかの話
がとても多いように思います。
まあ、入ってくる情報が偏っているだけかも
しれませんが、旅行に行かれるのであれば、
事前に行って大丈夫なところかどうか調べた
ほうがいいでしょうね。
 だんだんボリュームアップしているようで、
今巻は500ページオーバーです。しっかりと
時間の取れる時に、じっくりと楽しみたい一
冊ではないでしょうか。

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posted by 出雲一寸 at 17:37| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする