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2016年01月08日

読書録「人質カノン」

読書録「人質カノン」3

著者 宮部みゆき
出版 文藝春秋

p90より引用
“こびとの帽子みたいな黄色いそのキャップ
がそんなに髪にいいものならば、どうしてお
まえはしょっちゅう枝毛とりをしているのか
と尋ねたら、失礼だとむくれられ、小遣いま
でせびられたという苦い記憶があるだけ
だ。”

目次から抜粋引用
“人質カノン
 十年計画
 八月の雪
 過ぎたこと
 漏れる心”

 日常に近い事件をテーマにした、ミステ
リー短編集。全七編収録。
 OLの逸子は少し早い忘年会の帰りにコンビ
ニに寄った。午前一時という時間にもかかわ
らず、顔なじみの少年が買い物に来た…。
(人質カノンより)

 上記の引用は、(過去のない手帳)という作
品中の、兄と妹についての一節。
人は本当の事を言われると、どうも怒ってし
まうのかもしれませんね。どんなに正しいと
思っていても、口は災いの門と言いますから、
発言には気をつけたいものです。
本当の事を言った人が損害を受けるという、
何とも理不尽なことを押し付けるような人と
は、なるべく距離をとって過ごしたいですね。
 しっとりとした雰囲気の作品が多いように
感じられますので、気持ちに元気と余裕があ
るときのほうが読みやすいかもしれません。

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posted by 出雲一寸 at 18:28| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする