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2016年01月02日

読書録「妖怪馬鹿」

読書録「妖怪馬鹿」3

著者 京極夏彦、多田克己、村上健治
出版 新潮社

p106より引用
“京極 厭じゃないですよ。どんな仕事だっ
てやりゃそれなりにおもしろいでしょ。でき
ないこたァできないけど。できることをやれ
ばいいやという、そういうひとなんですよ僕
は。”

目次から抜粋引用
“妖怪三馬鹿、上洛す。
 我ら如何にして妖怪馬鹿となりしか。
 医者も治せぬ妖怪馬鹿。
 夜の帳は降り、妖怪話は続きけり。
 すべて妖怪の仕業なり。”

 妖怪が好きで好きでたまらない三人による、
妖怪について語り尽くす座談会をまとめた一
冊。
 東京から千年の魔都・京都への移動から
京都で食事をしながらの会話まで、有名作家
の絵柄を真似たマンガやイラストをはさみな
がらまとめられています。

 上記の引用は、京極氏が妖怪でメシを食う
ようになった経緯を話しているうちの一節。
なんでもある程度続けると、面白さがわかる
ようになるとは、志村けん氏の自伝でも書か
れていたように記憶しています。
面白くなってくる前にやめてしまうというの
は、実にもったいないことだと。
 前年にお亡くなりになられた、水木しげる
氏のこともよく話題に上がっています。
現在の妖怪について語り合う上では、水木氏
抜きでは話が進まないのではないでしょうか。
 合間に掲載されている、京極氏によるマン
ガやイラストは、他の作家の作風がとても良
く再現されていて、氏の多才さが見て取れま
す。

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posted by 出雲一寸 at 09:11| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする