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2015年11月09日

読書録「みちくさの名前。」「レトロな旅時間ポルトガルへ」4

読書録「みちくさの名前。」3

著者 吉本由美
出版 NHK出版

p153より引用
“森 地獄の釜にふたをして、死人も帰して
しまうほどの薬効がある、という意味でこう
いう名前に。”

目次から抜粋引用
“代々木公園でみちくさ
 冬の都会でみちくさ
 のがわでみちくさ
 春の鎌倉でみちくさ
 見分けにくいみちくさ”

 インテリアスタイリストである著者による、
街中や野原にある普段は気にかけないような
草を紹介する一冊。
ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」での連
載をまとめたもの。
 かわいらしい花を付けるものからとても地
味な草まで、植物と縁の深い人たちと一緒に
散歩しながら解説されています。

 上記の引用は、ジゴクノカマノフタという
植物についての一文。
名前はなんとも大仰で恐ろしそうですが、昔
の人はとてもありがたい薬草だったのでしょ
うね。
こういう面白い名前があるので、昆虫にして
も植物にしても、日本には和名という仕組み
があるのは楽しいところだと思います。
殆どの動植物に個々の名前をつけているのは、
世界でも少数派らしいですね。
 足元の草を観察しながら、ふたりでさんぽ
をしている雰囲気が、とても温かい一冊です。

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読書録「レトロな旅時間ポルトガルへ」4

著者 矢野有貴見
出版 イカロス出版

p83より引用
“広場の周辺には新鮮な魚介料理を提供する
レストランがずらりと並び、小さな港町は
シーフードを目当てにわざわざやって来る、
大勢の人々で活気に満ちています。”

目次から抜粋引用
“リスボン街歩き
 ポルトガルのおいしいもの
 ポルトガルで見つけたかわいいもの
 ポルト、ポルトガル各地をめぐる”

 ポルトガルの民芸・雑貨を扱うネット
ショップ代表である著者による、ポルトガル
ガイドブック。
 都市部の見どころから地方の歴史的建造物
まで、全編カラー写真を用いて紹介されてい
ます。

 上記の引用は、リスボンと川を挟んだ街に
ついて書かれた項での一節。
食べ物を紹介する章にも書かれていますが、
海岸線が多い国だからか、魚がなんとも美味
しそうです。お肉も食べられているようです
が、日本と同じようにイワシを塩焼きにして
食べてもいるようなので、日本のものと食べ
比べてみると面白いかもしれませんね。
お米もよく食べられているようなので、食べ
物の違いによるホームシックにはなりにくそ
うです。
 旅行のためのヒントが、巻末にまとめられ
ているので、ポルトガルへ旅行しようと思わ
れている人の予習にいい一冊なのではないで
しょうか。
 著者とその夫が、共にポルトガルに関する
ブログを開設されておられるので、より詳し
く新しい情報が欲しい人は、そちらを当たら
れるとよいかもしれません。

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posted by 出雲一寸 at 18:08| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする