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2014年12月14日

甘酸っぱい

甘酸っぱい

 先日、ラーメンを食べる。
とてもふしぎな一品だった。

 寒い日は温かい食べ物を食べるに限る、と
いうことで、家族にラーメンを作ってもらっ
た。
 ホカホカと湯気の上がる丼を見ただけで、
気分が温かくなってくる。

 上にはほうれん草とネギと、煮物の残りだ
ろうか、牛すじが乗っていた。
野菜もしっかりと摂れる、理想的な組み合わ
せだと思う。

 喜んで一口食べてみた。
…。
何だかおかしい。

 普段なら、スープの醤油と出汁の美味しさ
が麺とともに口の中に広がるところだが、
味がおかしい。
 やたらと酸味が強く、そして塩辛さや醤油
の香りの代わりに、甘さが口の中に広がった。

 もう少し、上の野菜などを食べ進めてみて
も、やはり甘酸っぱい。
これは野菜か牛すじが傷んでいたのかと思い、
家族に訴えてみたところ、どちらも昨日作っ
たものだから、酸味が出るほど傷まないだろ
うとのこと。
 まあ酸っぱいラーメンも中にはあるのだか
ら、最後まで食べるには食べた。

 しかし、やはり気になる。
作った家族にもスープを飲んでもらったが、
私の舌が狂ってしまったわけでもなかった。
 一緒に不思議がっていたところ、家族がゴ
ミ箱の中から見つけた空き袋をみて納得した。

 夏に買ったインスタントの冷やし中華を、
鍋で炊いてラーメンにしてあったのだった。
 どうりで酸っぱいはずだ。
温かい冷やし中華という、日本語としてもな
んとも不思議な食べ物を頂いていたのだった。

 まあ、傷んでいたのでも毒でもなかったの
で、安心はしました。

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posted by 出雲一寸 at 18:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする