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2014年03月20日

読書録「日本美術のことば案内」3


読書録「日本美術のことば案内」3

著者 日高薫
出版 小学館

P54より引用
“墨の滲みを生かした絵画の技法で、琳派の画家によって用いら
れる。絵の具や墨が完全に乾かないうちに、濃度の異なる絵の具
や墨で描き足すと、両者が混じり合って自然に独特のむらが生じ
る。”

 目次から抜粋引用
“日本美術のモティーフ
 日本美術の技法
 日本美術の表現
 日本美術の鑑賞と保存”

 美術史学者である著者による、日本美術で使われる専門用語を
解説する一冊。
 題材についてから保存法についてまで、全てカラー写真を使っ
て解説されています。

 上記の引用は、たらしこみという技法の説明。
白黒の墨一つとっても、色々な技があるのを見ていると、昔から
人は常に何か、人とは違うことをしたがりながら生きてきたのか
なと思いました。
 フルカラーの本で見ると、日本の美術と言っても、最初からわ
びさびで地味な物ばかりでなく、極彩色のものが時を経てわびさ
びを醸しだすようになった物が数多くあるのだなと思います。
長い時間を近くにいる人と共に過ごすことによって、より味わい
深くなるのかもしれませんね。

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ラベル:日高薫 美術 日本
posted by 出雲一寸 at 21:29| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする