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2014年03月18日

読書録「真珠の博物誌」3


読書録「真珠の博物誌」3

著者 松月清郎
出版 研成社

P2より引用
“しかし、現代のわたしたちはそうした昔の人に比べて、もしか
すると、多少不幸であるかもしれません。なるほど養殖技術のお
かげで真珠は求めやすい宝石となったけれども、一方ではあまり
に身近であるためにその価値を軽く見積もるようになってしまっ
たようにも思えるからです。”

 目次から抜粋引用
“真珠貝図鑑
 真珠取りの諸相
 真珠の文化史
 真珠の成因
 真珠の見方”

 (株)御木本真珠島の社員を経て、同島の真珠博物館学芸員か
ら館長となった著者による、真珠にまつわる事柄についてまとめ
た一冊。
 真珠を見に宿す貝の種類についてから真珠の見方についてまで、
真珠にまつわる歴史や人物や小説のエピソードなどを混じえて書
かれています。

 上記の引用は、はじめにでの一文。
宝石だけに限らず、沢山いつでも手に入るようになると、相対的
に価値が下がってしまうものですね。しかしそれは、経済的な価
値であって、物としての価値は持っている人の気持で決まること
もあるのではないでしょうか。自分の中の絶対的な価値によって、
他人にとってはゴミであっても宝になるものも、世の中にはたく
さんあるようです。そういう人が増えると、また経済的な価値も
出てくるのでしょうね。
 資料として読むには、索引が作られていないので、少々使い勝
手が悪いかもしれません。

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ラベル:真珠 松月清郎
posted by 出雲一寸 at 20:24| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする