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2014年01月17日

読書録「地獄変・偸盗」4


読書録「地獄変・偸盗」4

著者 芥川龍之介
出版 新潮社

P170より引用
“唯わたしは殺す時に、腰の太刀を使うのですが、あなた方は太
刀は使わない、唯権力で殺す、金で殺す、どうかするとお為ごか
しの言葉だけでも殺すでしょう。”

 目次から抜粋引用
“偸盗
 地獄変
 竜
 往生絵巻
 六の宮の姫君”

 日本を代表する文学者である著者による、短編小説集。
 表題作から突然身内を次々に亡くした姫の話まで、6編収録され
ています。

 上記の引用は、「藪の中」での盗人・多襄丸の一言。
多襄丸が話しているのは検非違使、平安時代の警察のような役人
だったと記憶しています。女を奪われる時、命があったとしても
男は殺されているとのことです。人は命だけで生きているのでは、
無いのかもしれないなと思いました。
 検非違使といえば、ゲームファンの間では平安京をエイリアン
から守る人ということで有名なのではないでしょうか。しかし、
落とし穴に落とされて、埋められただけで死んでしまうのですか
ら、昔のエイリアンは穏やかなものだなと思います。

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posted by 出雲一寸 at 21:44| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする