読書録「もっとどうころんでも社会科」3
著者 清水義範
え 西原理恵子
出版 講談社
P80より引用
“食の移りかわりには、その民族の繁栄ぶりとか、文化など、歴
史性が密接にからんでいるのだ。”
目次から抜粋引用
“思えば何でも食うもんだ
吉良上野介ゆかりの吉良へ行く
お金にまつわるエトセトラ
オランダ人の謎
二十世紀はこう始まった”
小説家・エッセイストと漫画家のコンビによる、学校で習った
ような社会科の問題について考えたエッセイ集。
日本人と土地についてから家族についてまで、歴史の出来事を
引用しながら西原氏のマンガとともに書かれています。
上記の引用は、食べ物について書かれた章での一文。
食べること無く生きてはいけないのですから、人の歴史だけでな
く、生態系の移りかわりにも大いに関わっているように思います。
何か美味しい作物を、他の国へ持って行って栽培する時は、よく
よくそれにともなう昆虫や病気の移動も考えた方が良さそうです。
それにしても世の中色々な人がいるものだと、西原氏の漫画を
読んでいると思わずにいられません。
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