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2013年11月19日

読書録「あるべき場所」2


読書録「あるべき場所」2

著者 原田宗典
出版 新潮社

P55より引用
“父親なんて、いい加減なものだ。母親の方はもう十ヵ月も前か
ら、赤んぼうと具体的に関わっているというのに。他人事のよう
に、そう思う。”

 コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
躍する著者による、日常にひそむ不思議な感覚と狂気を描いた短
篇集。
 不動産屋巡りの話からナイフにまつわる話まで、全5編のちょっ
と心に引っかかるもののある話が収録されています。

 上記の引用は、子供が産まれて妻の実家へ行く話での一文。
最近はイクメンとか言って男性が育児に参加するのは当然という
ことになりつつありますが、人には得手不得手があるので、一律
に参加を求めるのは無理があるのではないかと思います。
無理をしてイライラする事になってしまえば、結局子供へ悪影響
を与えることになるのではないかと思います。
 エッセイに出てきた肉まんのバイトの話が出てくるので、著者
のファンならニヤリと出来るところではないでしょうか。

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posted by 出雲一寸 at 00:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする