最近の記事

2013年11月10日

読書録「剣聖」4


読書録「剣聖」4

著者 池波正太郎、津本陽、直木三十五、五味康祐、綱淵謙錠
出版 新潮社

P77より引用
“季節がうつろうごとく、川床に水のながれるごとく、すべての
事態に対して、あくまでも自然に寄りそい、しかも上泉伊勢守秀
綱という我身を生かしきろうとするこころの自由自在なはたらき
を無意識のうちに、つかみとっていたのであろうか。”

 名だたる作家陣による、日本の歴史に名を残す剣の達人たちを
描いた作品を集めた一冊。
 上泉伊勢守から柳生石舟斎まで、知らない人が少ないであろう
剣の達人について書かれています。

 上記の引用は、上泉伊勢守について書かれた作品での一文。
水はどこに移しても水でありながら、その移された器に合わせて
カタチを変えることができる。融通無碍と言った考え方でしょう
か。こういった気持ちの持ち方を手に入れるには、余程の時間と
経験を必要とするのだろうなと思います。
 短編を集めてありますが、どの剣聖についてもそのひとりひと
りで、何冊もの長編になる人物ばかりです。マンガの中にもよく
登場する人達いるので、多くの人達に馴染みの深い有名人なので
はないでしょうか。
 時代小説なので、言葉遣いが少々難しいような気がしますが、
普段読み慣れていない私のような人でも、少し読んでいると慣れ
て気持ちよくなってきました。

ーーーーー






ブログランキングに参加しています

人気ブログランキングへ
posted by 出雲一寸 at 00:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする