読書録「アジア達人旅行」3
著者 下川裕治
出版 徳間書店
P19より引用
“要するに国内でJRを利用する感覚で国際線の飛行機に乗れる時
代になってほしいと思うのだ。”
新聞記者を経てフリーライターとなった著者による、アジアの
旅行事情を記した一冊。
旅とバッグについてから各地域の人びとの様子まで、自分の足
で周った人にしか出せないであろう雰囲気で書かれています。
上記の引用は、飛行機の運賃について書かれた項での一文。
ここ最近は、テレビで取り上げられるくらいに、格安航空路線が
増えてきているようです。ようやく著者の望む旅がしやすい環境
が、整いつつあるようです。
しかし、今までの空の交通量だったから、地上の乗り物よりも安
全だったのでしょうが、交通量が増えてしまうことで、事故も増
えてしまわないかが気になるところです。
初版は1995年ですので、今とは事情が違っていて、ガイドとし
ては使えないと思います。もともとそういうつもりで書かれては
いないでしょうけれども。
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