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2013年08月27日

読書録「害虫博物館」4


読書録「害虫博物館」4

著者 安富和夫
出版 三一新書

p241より引用
“ハエやゴキブリなどに対する不潔感、不快感は致し方ないとい
えようが、人間の住まいで見かける昆虫や小動物をすべて害虫に
してしまう最近の風潮はどうかと思う。”

 昆虫学者である著者による、人間の生活と昆虫の害虫化等につ
いて書かれた一冊。
 シラミについてから不快害虫についてまで、写真や図版を交え
時代背景とともに書かれています。

 上記の引用は、不快害虫の誕生について書かれた章での一文。
虫の専門家である著者でさえ致し方無いというゴキブリへの不快
感ですが、今の日本の環境では病気を媒介する事はほとんどない
とも聞いたことがあります。反論することがない相手を敵にする
ことで、成り立つ仕事が沢山あるのかもしれません。
 直接大きな害を受けるわけでもない虫に対して、無理に嫌って
相手を排除するようなことをすると、何がしか自分にも不利益が
回ってきてしまわないか、少し心配です。

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posted by 出雲一寸 at 22:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする