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2013年08月25日

読書録「チーズのきた道」5


読書録「チーズのきた道」5

著者 鴇田文三郎
出版 河出書房新社

p215より引用
“筆者はかつて、「食の科学」(十二号、一九七五年)に、
「歴史的事実として、飢えを忘れた部族に生き残りはなかった」
と述べたことがあるが、一般に知られているように、部族の滅亡
の陰には、多くの場合この享楽型食文化が発展していた。”

 チーズ研究に明るい農学博士による、世界各地の乳文化、とり
わけその中のチーズの歴史を記した一冊。
 著者とチーズとの出会いから食事文化におけるチーズについて
まで、人類史の出来事と並べながら書かれています。

 上記の引用は、食事文化類別の中のチーズについて書かれた項
での一文。美味しい物を食べたいのはもちろんですが、楽しみば
かりを追いかけて食べるのは考えた方が良さそうです。
いつでも楽しみを追い求めていると、結局満足できることが減っ
ていくばかりのような気がします。美味しい物は、たまに食べる
くらいでいいのかもしれません。
 初版は昭和52年とのことですが、古さを感じない一冊です。

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posted by 出雲一寸 at 22:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする