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2013年08月07日

読書録「がん専門医よ、真実を語れ」4


読書録「がん専門医よ、真実を語れ」4

編著 近藤誠
出版 文藝春秋

p240より引用
“いろいろの世界でそうですが、学問の世界でも、最大のバイア
スになるのは利害であると。”

 著者や他の医師たちやジャーナリスト等による、がん医療に関
する対論等をまとめた一冊。前著「患者よ、がんと闘うな」をも
とに発生した論争の中間報告的著作。
 ジャーナリストである宮田親平氏との対論から前著への批判に
対する反論まで、何人もの専門家や知識人との対論により、がん
医療について語られています。

 上記の引用は、著者のがん早期発見否定論に対する周囲の反応
についての一文。自分にとってマイナスになるとわかっていると、
正しくてもそちらの選択肢を選ぶのは難しいものだろうなと思い
ます。高い学歴をもって専門職についても、自分の立場を確保す
るのには必死にならなければいけないものなのですね。
 人気アナウンサーの故・逸見政孝氏の婦人との対談もあり、実
際のがん治療を側で見られた貴重なお話を伺うことができます。

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posted by 出雲一寸 at 22:00| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする