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2013年04月13日

20130413近況、読書録「わがモノたち」

20130413近況、読書録「わがモノたち」

 夕食にチャーハンを食べる。
口の中でぱらりとほどける食感が美味しい一品だった。

 先日の夕食に出た、豚肉の生姜炒めを食べ終えたときに、沢山
の生姜醤油のタレが残った。これだけでもご飯が食べられるであ
ろう、豚肉ともやしのエキスがたっぷりと出ているタレ。このま
ま捨ててしまうのが普段のこと、タレでご飯を余分に食べると脂
肪分の取り過ぎになってしまうので、我慢して捨てる。
 しかし昨日は違った、この残ったタレでチャーハンを作ったら、
きっと美味しいだろうと何故か突然思いついた。

 その旨を家族に伝えて、残ったタレをとっておいてもらった。
そして本日の夕食に至る。
 チャーハンに使われていた具材はシンプルなもの、人参のみじ
ん切りとウィンナの輪切り、それとタマゴのあっさりした内容。
そこにいつもとは違う、生姜がしっかりと効いたタレの残りで味
を整えてあった。

 これはなかなかに美味しかった、少し焦がした醤油の匂いの中
に生姜の味と香りが加わって、いつもとはひと味も二味も違う一
品になっていた。
 豚肉の出汁もシッカリと効いていたのかもしれない、ウィンナ
だけでは出ないであろう味のコクが感じられたように思うのは、
思い込みのせいだけではないと思う。

 こうして残り物のタレを使った料理を食べて、思い出したのは
祖父のこと。いつも食卓にとろろ昆布が用意されていて、煮魚な
どの出汁がシッカリと出る煮物の煮汁を吸わせて、もう一品にし
て食べていた。
 こういう食べ方を思いついたのは、こういう祖父と過ごしたか
らかもしれない。残り物をあまり出さないようにしていた、昔の
人間の知恵なのかもしれない。

 体の事を考えると、煮物の煮汁やラーメンのつゆは食べないほ
うがいいのかもしれない。しかし、それは一回の食事でとってし
まおうと思うから何じゃないかと思う。
 煮汁やつゆを残しておいて、次の機会に食べるようにすれば、
カロリーや塩分の摂り過ぎになることはないのではないだろうか。

 少々貧乏臭いような気もしますが。





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「わがモノたち」3

著者 原田宗典
出版 新潮社

p20より引用
“今や普通のカラーテレビなんて珍しくも何ともない。一家に一
台ではなく、一人一台の時代であるらしい。”

 コピーライターである著者による、物をテーマにしたエッセイ
集。
 8ミリカメラについてからウォークマンについてまで、著者がこ
どもの頃から大人になってまで出会った物について書かれていま
す。

 上記の引用は、カラーテレビについて書かれた話での一文。
今ではテレビどころかパソコンや携帯電話が一人一台の時代にな
っていますが、使う道具がどんなに増えたとしても、それを使う
時間は増えることはないでしょうから、程々の所にしておいたほ
うがよさそうな気がします。
 電化製品などの話を読むと、時代を感じる話が多いですが、ラ
ーメンどんぶり等あまり時代に左右されない話もありますので、
誰でも楽しめるのではないかと思います。

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posted by 出雲一寸 at 19:45| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする