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2013年01月07日

20130107近況、読書録「お料理絵日記2」

20130107近況、読書録「お料理絵日記2」

 夕食にとろろご飯を食べる。
しっかりした粘りのあるのどごしの良い一品だった。

 今回とろろに使ったイモは、友人のおみやげに貰った大和芋。
普段スーパーで売っている長芋と違って、粘りが随分と強い芋だ
った。形も随分違っていて、イチョウの葉っぱのような形。
 すりおろしたものは箸でつまんで持ち上げられそうなくらい、
強い粘りを出していた。あまりにも粘りが強いので、少々の出汁
で伸ばしてもらい、ご飯にかけやすいように調節してもらう。

 アツアツのご飯の上に出汁で伸ばしたとろろをかけ、味付け海
苔をもみ砕いて降りかける。少し味見したところ、少々薄かった
のでしょうゆをたらして味を調節。
 ご飯が暑いうちにわしわしとかきこんで食べる、実にしっかり
した味わい。山芋の一種だからあっさりしているかと思ったが、
何だかコクがあるような気がする。出汁で引き伸ばしたにもかか
わらず、まだ粘りがあった。

 テレビのグルメ番組で見かけるとろろご飯は、麦飯にとろろを
かけた麦とろのことが多い。少しぱさつく麦飯には、とろろの粘
りとぬめりが喉越しをよくして食べやすくなると聞いたことがあ
る。
 だからといって今日の一食の為に麦飯を炊いてもらうのは、創
ってくれる人に面倒をかけるので、いつもの白ご飯で食べた。
麦飯はカロリーコントロールや便通にいいらしいので、普段から
食べたほうが体にいいようだ。米に足りない栄養分もあるような
ので、ますます食べたほうがいいのだけれど、なんとなくふみき
れない。多分真っ白なご飯が好きだからだろう。

 今日はとろろご飯で食べたけれど、もう一本残っているので、
次は何で食べようか今から楽しみです。





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「お料理絵日記2」4

著者 飛田和緒
出版 幻冬舎

p117より引用
“この部位は脂肪がとても多いところですが、実はその脂肪の部
分からよいおだしが出るんですよね。”

 料理家である著者による、エッセイとレシピをまとめた一冊。
 お花見用のおすしからお餅のピザまで、季節に合わせたレシピ
が自筆のイラストと共に紹介されています。

 上記の引用は、豚ばら肉を使ったレシピを紹介する回での一文。
脂肪や糖分を美味しく感じるのは、生命維持の為の優先度が高い
からだそうです。体調を崩さない程度に、美味しく食べられるよ
うにしたいものです。
 手描きであろうイラストが良い味わいです、カラーだとなおう
れしいところだと思いました。





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「まぼろしの郊外」2

著者 宮台真司
出版 朝日文庫

p260より引用
“第一は、犯人の年齢は最低でも十九歳だと断言していた精神科
医や、酒鬼薔薇の始めたゲームにウマウマと乗っかった心理学者
や犯罪学者の滑稽さ加減。こういう連中がいる限り「愉快犯」は
やめられないだろう。”

 社会学者である著者による、二十世紀末の日本の一部を分析し
解説した一冊。
 1996年当時のテレクラを取り巻く様相から酒鬼薔薇事件につい
てまで、深い洞察と分析によって欠かれています。

 上記の引用は、酒鬼薔薇事件について書かれた章の一文。
本当は何もわかっていなくても、いい加減な事を真面目な顔で言
うことで学者をしていられる、結構な御身分だなぁと思いました。
そう思うと、著者はかなりまともな方なのかも知れません。
 この著書によれば、郊外の住宅地の諸問題がこの様な事件とし
て浮かび上がってきているように書かれているように思いました。
今でも新興の住宅地が開発されていたりするのは、この様な問題
について全く無視しているからなのでしょうか。難しいところで
す。





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「いやげ物」5

著者 みうらじゅん
出版 筑摩書房

p8より引用
“もらってうれしい土産じゃフツーじゃん。誰がこんなもん買う
わけ?って常識を疑っちゃう奴がいいわけ。”

 作家でイラストレーターである著者による、いろんな場所の変
な土産物を紹介する一冊。
 居眠りする小坊主からエロトランプまで、もらったら置き場や
使い所に困りそうな物が目白押しです。

 上記の引用は、いやげ物という物についての一文。
こういう感覚の持ち主がいるおかげで、土産物産業が支えられて
いるのかも知れません。他の著作「見仏記」の取材で出かけた先
で、こういう物を買い集めておられるのかも知れません。
 全ページカラー写真なので、実に見応えのある一冊です。これ
だけの物が家にあるのかと思うと、飽きてしまった時が大変そう
だなと思います。





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「唯脳論」5

著者 養老孟司
出版 筑摩書房

p28より引用
“ところが、心はじつは脳の作用であり、つまり脳の機能を指し
ている。”

 解剖学者である著者による、脳の働きと人間社会などについて
論じた一冊。
 ヒトがヒトである所以についてから脳と身体についてまで、解
剖図などを交えながら書かれています。

 上記の引用は、心と脳について書かれた項での一文。
子供の頃は、心は心臓の辺りにあると思っていましたが、ああい
う漫画的な表現はいつからされるようになったのでしょうか?
 昔のSF等で描かれていた物などが、現実の世界に作られるよう
になっているのを見ると、文明社会は脳の産物という話について
納得することが出来るのではないでしょうか。





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「天使のみつけかた」2

著者 おーなり由子
出版 新潮社

p48より引用
“他人が変わってゆく時、自分が変わってゆく時、住んでる場所
は変わらないのに、自分の見ているものがある空間が変わる。”

 マンガ家でありエッセイストである著者による、天使をテーマ
としたエッセイと詩をまとめた一冊。他社から刊行されたものの、
イラストを書き下ろして加筆・訂正したもの。
 ひるね天使からクリスマスの天使まで、優しい雰囲気のイラス
トと共に書かれています。

 上記の引用は、別れの天使について書かれた一文。
何故か相対性理論という言葉を思い出してしまいました。
 著者は絵本作家でもあるのでしょうか?イラストがとてもやさし
い感じがします。ただ個人的には、もう少し気合の入った絵でも
いいと思います。これが作風だと言われればそれまでですが。

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posted by 出雲一寸 at 21:39| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする