「スパイのためのハンドブック」3
著者 ウォルフガング・ロッツ
訳 朝河伸英
出版 早川書房
p59より引用
“純粋に機械的なものではない職業ならいずれもそうであるが、
最良かつ最新の訓練でも
あなた自身の方法の基礎になるにすぎない。”
元秘密諜報部員である著者による、
スパイになる為の方法やその仕事についての一冊。
スパイになる適正検査から引退後の身の振り方に関してまで、
著者の実体験を元にしたスパイの行動等が細かく書かれています。
上記の引用は、
スパイの養成に関する小の中の一文。
基礎を大切にし、
そこから自分の経験を積み重ねる事によって、
能力を作り上げる事が肝心なようです。
この本ほど、
「事実は小説より奇なり」のことわざが似合う作品も、
ないのではないでしょうか。
読み終わってみると、
あぁスパイというのも大変なんだなぁ、
と思わず溜め息が出てしまいます。
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