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2011年02月03日

20110203読書録「ウッふん」

「ウッふん」5

著者 藤田紘一郎
出版 講談社文庫

p38より引用
“自分はかくれてウンコしているくせに、
「ウンコたれ」ではないという顔をした日本人が、
最近増えてきたように思うからです。”

寄生虫学者である著者による、
ウンコを通して見た世の中の状況を、
著者の経験をまじえて記した一冊。
少子化の問題から腐らなくなった犬のウンコの話まで、
私達が生きていくうえでせずには生きて行けない行為について、
ユーモアたっぷりに書かれています。

上記の引用は、
第一章の中の一文。
この前にレバー一つでウンコが消えてしまうと書かれていますが、
穴の深いぽっとん便所よりは水洗の方が、
自分の便をチェックしやすいのでは?
きちんと自分の出した物を確認せずすぐに流してしまうと、
健康状態の点検がおろそかになるのではないでしょうか。
外見の清潔さを重視してばかりで、
ウンコの状態をおろそかにしていると、
自分がウンコして生きている事を忘れてしまうかもしれない、
何だか怖い話です。
読みやすい楽しい文章ですが、
取り上げられている内容は深く重いものです。
どんな人にでもお勧めですが、
食事の前後は避けた方が無難かも知れません。

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posted by 出雲一寸 at 19:24| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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