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2016年12月31日

読書録「パリの獣医さん(下)」3他

読書録「パリの獣医さん(下)」3

著者 ミシェル・クラン
訳 中西真代
出版 早川書房

r51より引用
“それも、この辺のあわれな動物たちを護っ
てやることに対する罰にとどまらず、どんな
行為であれ、献身的行為とか犠牲的行為その
もの、つまり、人間の持つ高潔さというもの
をそっくりそのまま愚弄し、穢し、否定する
ためだった。”

目次から抜粋引用
“ドゥーピック夫人の奇想天外な猫飼育室
 四つ肢の産婆さん
 ボクサーに救われた子供
 私の生活を一変させてくれたカラ
 真実の宿るところ”

 獣医師である著者による、動物と人間の
日々の出来事を綴ったエッセイ集。
過去に他社より刊行されたものの、加筆二分
冊文庫版。
 多頭飼育でありながら猫同士がうまく関係
を作り上げている例から太古からの動物との
交流についてまで、情感溢れる文章で書かれ
ています。

 上記の引用は、動物愛護家にたいする無法
者たちの嫌がらせについて書かれた項での一
文。犬や猫など、ペットへの虐待行為は、ど
この国でも同じようにあるようですね。
欧州ではペットに対する接し方がしっかり出
来上がっていて、そういうことは少ないよう
に思っていましたが。
 込み入った街中でペットを買うと、近隣と
トラブルが起こりやすいでしょう。本当に動
物を沢山飼って、人も動物も幸せに過ごした
いのなら、山奥の限界集落になりつつあるよ
うなところのほうが、動物に使える場所が多
く取れそうで、良いのではないかと思います。
その地域を抱える行政も、喜びそうです。

ーーーーー

読書録「バチカン奇跡調査官悪魔達の宴」4

著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫

p233より引用
“数字は嘘を吐きませんが、観測者である人
間の認知には限界がありますし、思い込みに
よって観測結果がねじ曲げられることさえあ
る”

目次から抜粋引用
“エクソシスト達の受難
 受肉した悪魔
 謝肉祭の夜
 魔術結社と灰色の水曜日
 崩壊のSIGNAL”

 天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説。人気シリーズ第12弾。
 ドイツ・ニュルンベルクの教会の司祭の元
に市長が相談に訪れた。普段の様子と違い、
疲れた顔で司祭に内密に打ち明けた相談とは
…。

 上記の引用は、化学分析班のシン博士の一
言。数学者とのことなので、らしい意見とし
てこう書かれているのでしょうか?
数字と式を使って出す答えは嘘ではないで
しょうが、正直な数字を扱っている人が、一
体世の中にどのくらいいるかというところが
気になります。
 物語序盤に、エクソシストとしてロベルト
が奮闘します。ゲーム好きなら、エクソシス
トと言えばプレザンスといったところでしょ
うか。私はウォーロックにしてしまいました。
 暴言を吐いたり緑の液を吐いたりと、悪魔
に憑かれた人間の様子は、映画「エクソシス
ト」の影響が今でも強く表れています。
それだけ映画の印象が強いのでしょう。
 最終的に、科学的な解釈が可能な所が、
このシリーズの面白さを引き立てているとこ
ろです。ただ、科学的に想像が出来るという
ことは、現実にも再現できる可能性が極めて
高いでしょうから、ほんとうの意味でホラー
ですね。

ーーーーー

読書録「バチカン奇跡調査官独房の探偵」4

著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫

p43より引用
“ 人は良いことをしていても不幸になり、
良いことをしていても死ぬのだ。”

目次から抜粋引用
“シンフォニア 天使の囁き
 ペテロの椅子、天国の鍵
 魔女のスープ
 独房の探偵”

 天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説シリーズの、脇を固める登場人物
たちのエピソードを描いた短編集。全4編。
 失踪した友人が最後に残した、ゲームの一
手について考え込んでいた主人公・平賀。
珍しくかかってきた電話からの報告は、あま
り喜ばしいものではなく…。(シンフォニア
 天使の囁き)

 上記の引用は、主人公・平賀の弟・亮太の
気持ち。そこまでの生き方がどの様なもので
あろうとも、死ぬことは皆同じようにやって
来ます。しかし、死ぬ時にどの様な思い出死
ぬかは、その人の生き方に大きく左右される
でしょう。
 人気シリーズを彩る人物達を深く知ること
で、より一層物語を楽しめるようになるので
はないでしょうか。
特に、表題作のローレンは、今後も重要な役
割を果たすことになりそうに思っています。

ーーーーー

読書録「宇宙からオーロラは見えるの?」4

著者 R・マイク・ミュレイン
訳 金子浩
出版 早川書房

p217より引用
“宇宙飛行士はこの訓練用のトイレに座
り、正面にすえつけてあるテレビを見ながら
自分の狙いを確認するんだ。正しい姿勢がと
れたら、そのときの便座上におけるふともも
や尻の位置を記憶しておく。この訓練ほど宇
宙飛行士の魅力を減らすものはないだろう
ね。”

目次から抜粋引用
“宇宙物理学
 スペースシャトルの発射準備と打ち上げ
 軌道上での活動
 宇宙での生活
 宇宙生理学”

 退役した宇宙飛行士である著者による、自
らの講演活動における聴衆の質問と答えをま
とめた一冊。過去に他社より刊行されたもの
の、改訂・改題文庫版。
 科学的な質問から宇宙飛行士同士の人間関
係まで、経験者にしか答えられない貴重な意
見や事実が述べられています。

 上記の引用は、宇宙でのトイレ事情につい
ての質問に対する答えの一部。
排泄一つとっても、訓練しておかなければな
らないなんて、宇宙飛行士も大変ですね。
個人的に宇宙へ旅行が出来るのは、今は大富
豪だけですが、そのうちに一般人でも気軽に
いけるようになるのでしょう。しかし、トイ
レまで訓練しなければならないような旅行に、
果たしてどのくらいの人が行きたがるのか…。
 質問と回答が380と、非常にボリュームが
あり、宇宙飛行士を目指す子供に喜ばれる一
冊ではないかと思います。

ーーーーー

読書録「アホでマヌケなアメリカ白人」3

著者 マイケル・ムーア
訳 松田和也
出版 ゴマ文庫

p156より引用
“ もうひとつ、子供たちが置かれている悲
惨な状況を挙げよう。それは公共の、あるい
は学校の図書館の閉館や時間短縮だ。この国
にとっては、本を読む子供たちなんて全く無
用の長物であるらしい。”

目次から抜粋引用
“まさに、アメリカ的クーデター
 拝啓 ジョージ殿
 ダウがダウンでアップアップ
 バカタレ量産国家
 ちきゅうにやさしくキビシイ話”

 「ボウリング・フォー・コロンバイン」等
を手掛けた映画監督による、ジョージ・w・
ブッシュ政権時のアメリカの問題点を記した
一冊。2002年に他社から刊行されたものの、
加筆修正文庫版。
 2000年の大統領選挙についてから著者の祖
国に対する祈りまで、辛辣で過激な文体で書
かれています。

 上記の引用は、アメリカの教育について書
かれた項での一節。
娯楽施設は24時間営業が数多くあるのに、何
故24時間開いている図書館というのは見当た
らないのでしょうか?まあ集まってくるのが、
本を読みたい子供や普通の人ばかりでは済ま
ないのが、目に見えますが。
 2002年出版当時の問題点が書かれています
が、この内どの位改善されたことでしょうか。
2016年も大統領選挙があって、今回も随分な
大騒ぎになっていたものですが、この本のよ
うな著作が出版されるかもしれませんね。
 他国でありながら、日本に多大な影響を与
える国の事なので、常にいろんな方向から見
続けておきたいものです。

ーーーーー

読書録「知れば知るほど淫らな世界史」2

著者 桐生操
出版 祥伝社

p131より引用
“自分の作った詩や、なにかの研究成果を本
にして、自分の名を永久に残すのだ。文才の
ない者は、他人に書いてもらって出版し、ま
るで自分が書いたような顔をして、得意顔で
人に贈呈したりした。”

目次から抜粋引用
“大航海時代のヒーローたち
 ルネサンス芸術に潜む華麗なる謎
 身の毛もよだつ血みどろ残虐譚
 近代科学の夜明け
 誇り高き女王のゾッとする素顔”

 西欧史に明るい著者による、中世から近代
の世界史の、学校ではあまり習わない生々し
い部分をまとめた一冊。過去に他社から刊行
された「あぶない世界史II・III」の二冊を、
再構成・再編集・加筆・改題し一冊にまとめ
たもの。
 ポルトガル黄金時代の立役者からアメリカ
ゴールドラッシュでの人口流入についてまで、
多数の参考文献を基に書かれています。

 上記の引用は、中国での印刷技術の発達に
ついて書かれた項での一節。
文筆について何か変化が起こると、古代でも
現代でも同じような事が起こるのですね。
 タイトルから、下半身にまつわる歴史ばか
りかと思ったら、全然そんなことはありませ
んでした。そういう内容を期待して買うと、
がっかりするでしょう。しました。
 学校式の勉強が嫌いで、しかし歴史には興
味がある、そんな人には良い一冊でしょう。
本気で調べたくなった時には、参考文献目録
として使えます。

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posted by 出雲一寸 at 15:06| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日のつぶやき




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2016年12月30日

2016年12月29日のつぶやき




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2016年12月29日

2016年12月28日のつぶやき




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2016年12月28日

2016年12月27日のつぶやき




















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2016年12月27日

読書録「知れば知るほどおそろしい世界史」他

読書録「知れば知るほどおそろしい世界史」2

著者 桐生操
出版 祥伝社

p104より引用
“ 彼らの行為は、知識への憎悪と恐怖に満
ちた、いわば文明の破壊行為だ。だが、彼ら
に共通している古代の知識への恐怖は、一体
なんなのだろうか。”

目次から抜粋引用
“皇帝たちのとんでもない姿
 背スジも凍る悪法と極刑
 血塗られた古代の密儀
 いま明かされる「伝説」の真偽
 未来を透視した占法の驚異”

 西欧の歴史に明るい作家による、学校では
習わない生々しい世界史の部分をまとめた一
冊。過去に他社より出版された、「あぶない
世界史I・II」の二冊をまとめて改題・加
筆・改筆したもの。
 英雄に関する逸話から都市の日常について
まで、多くの文献を基に書かれています。

 上記の引用は、支配者による焚書について
書かれた項での一節。
古代に限らず、自分の国に都合の悪い歴史を
無かったことにしようとする動きは、今でも
少なからずあるようですね。
 中にはオカルトめいた内容も多く、好みが
分かれるのではないでしょうか。古代に現代
よりも優れた超科学文明があった、というよ
うな話には、胸躍るところもありますが…。
歴史の中に混ざっているとどうも…。

ーーーーー

読書録「バチカン奇跡調査官原罪無き使徒たち」4

著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫

p129より引用
“「大自然の前には、人類は為す術もない訳
だ」”

目次から抜粋引用
“東方の奇跡の地へ
 奇跡の島で囁かれる怪談
 天草四郎とキリシタンの遺物
 重なり合う世界 裏神事
 舞い落ちる雪と隠れ里の真実”

 天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。
 若い海洋冒険家が航海中に、突然の台風に
巻き込まれた。船は沈み、頭に傷を負い、海
に漂う彼が詩を思い、神に祈ったその時、目
に映ったものは…。

 上記の引用は、奇跡調査任務中、自然現象
を検討中に主人公の一人・ロベルトの発した
一言。どんなに便利な世の中になったとして
も、自然災害から完全に縁が切れることはな
いでしょう。日本ほど、この事を思わずにい
られない国は無いのではないでしょうか。
地震や台風の被害が全く無かった年なんて、
思い出すことが出来ません。
少しでも災害が起こらないように、空に向
かって祈るばかりです。
 今回の舞台は日本です。キリスト教徒はそ
れ程多くはないようですが、関わりが少ない
と言うわけではないみたいです。
日本の他の地域には、キリストの墓などの伝
説もあるので、再び舞台になるかもしれませ
ん。

ーーーーー

読書録「マンガ「坂本龍馬」伝!」3

監修 風巻絃一
画 湯浅ひとし
出版 三笠書房

p276より引用
“権力維持の見通しがあったとはいえ
内乱を避けたい心境は慶喜もまた龍馬と同様であった。”

目次から抜粋引用
“人生、最大のピンチ
 “脱藩”という罪を犯し、故郷を捨てた男
 直談判で人脈を広げ、海軍操練所を創設!
 不可能と思われた「薩長同盟」を実現!
 「大政奉還」の成功、そして暗殺……!”

 幕末の日本を大きく変えるきっかけを作っ
た、坂本龍馬の生涯を描いた伝記漫画。
 幼少時の逸話から32歳で暗殺されるまで、
国と地震の激動の時代が記されています。

 上記の引用は、大政奉還について書かれた
部分での一節。身内同士で争っていると、他
から敵に横面を殴られてしまう可能性が高い
ので、まずは仲間が上手くまとまるのが大切
ではないでしょうか。
 マンガなので読むのが楽ですが、解説も多
く書かれていて、幕末史の流れを掴むのに
もってこいな一冊ではないでしょうか。

ーーーーー

読書録「毒を出す食ためる食[実践編]」3

著者 蓮村誠
出版 PHP文庫

p49より引用
“ というのも、食べる人の体質によっては、
食による健康法は逆効果になってしまうケー
スが意外に多くあるからです。”

目次から抜粋引用
“まず「からだから毒を出すコツ」を知る。
 今日からできる消化力アップの生活習慣
 症状別健康なからだをとりもどす処方箋
 症状別健やかなこころをつくる処方箋
 自分を知ってすっきりしよう!”

 医学博士である著者による、体調を整える
食事のとり方を記した一冊。過去に他社から
刊行された、「足りないのは消化力!」改
題・加筆修正版。
 体から毒を出すコツから体調を整える為の
準備まで、インドの伝統医学と最新科学を合
わせた理論に基づいて書かれています。

 上記の引用は、体質と食事健康法について
書かれた項での一文。数多くの健康法があり、
書籍も沢山出版されていますが、取り入れる
自分について先ずよく知っておくのが大切な
のでしょう。
 アーユルヴェーダの専門用語を使って書か
れているので、雰囲気で体調が良くなるかも
?
書かれている方法に、あまり無茶な物はない
ので、すぐに始めることが出来るのもいいと
ころです。

ーーーーー

読書録「もの忘れの9割は食事で治せる」3

著者 蓮村誠
出版 PHP文庫

p54より引用
“ 加工食品などは日もちもしますし手軽か
もしれません。でも、生命活動に必要なエネ
ルギーはゼロだと思ってください。おなかは
膨らみますが、逆にからだの負担になるので
食べないほうがましなほどです。”

目次から抜粋引用
“もの忘れを治す食、悪化させる食
 要チェック!「健康なもの忘れ」と「危険なもの忘れ」
 症状別”もの忘れ”処方箋”

 医学博士である著者による、脳に良い食事
について書かれた一冊。
 もの忘れの正体から具体的な食事について
まで、インドの伝統医学に基づいて書かれて
います。

 上記の引用は、記憶力低下と手抜き料理に
ついて書かれた項での一節。手軽な物の値打
ちは、かかる手間と同じ位なのかもしれませ
んね。
 年を取ってからのもの忘れに効果のある尺
時についてがメインですが、これを若いうち
から気を付けて実践したら、学生時代の勉強
にも役立つのではないでしょうか。

ーーーーー

読書録「なぜか「運がいい人」の小さな習慣」3

著者 多湖輝
出版 PHP文庫

p148より引用
“こんなときは、「将を射んとせば先ず馬を
射よ」のことわざではないが、大目標の前の
小目標、つまり心理学で言う「サブゴール」
を設定するといい。”

目次から抜粋引用
“なぜか運を呼び込む人、逃がす人の差とは
 運を呼び込む人は、日常のこんなことに気を付けている
 運を呼び込む人の仕事・人間関係への向き合い方
 あくせくせずにお金がやってくる人の金運戦略
 いちど逃してしまった運を呼び戻す心理法則”

 頭の体操シリーズが有名な著者による、幸
運に恵まれるための普段からの心がけをまと
めた一冊。過去に他社から出版された、
「「運を引き寄せる人」の小さな習慣」改題
版。
 現代人の本能についてから幸運の持続につ
いてまで、心理学的な方法を軸に書かれてい
ます。

 上記の引用は、貯金について書かれた項で
の一文。どんなに大きな目標でも、目の前に
一歩ずつ踏み出さなければ、到達することは
出来ないでしょう。少しずつでいいので、前
に進み続けたいものです。
 運は自分の手で掴み取るものだ、と書かれ
ています。しかし、自分の行動でどうにもな
らない不運に見舞われることも、多々あるの
ではないでしょうか?まあそれでも、日々の
積み重ねを続けることで、不運に備えるのは
大切だと思いますし、不運に襲われたとして
も、覚悟を決めて不運を受け入れる用意にな
るのではないかと思います。

ーーーーー

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2016年12月26日のつぶやき




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2016年12月26日

2016年12月25日のつぶやき




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2016年12月25日

2016年12月24日のつぶやき




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2016年12月24日

2016年12月23日のつぶやき












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2016年12月23日

読書録「ホルモンの丸かじり」3「どら焼きの丸かじり」3

読書録「ホルモンの丸かじり」3

著者 東海林さだお
出版 文藝春秋

p119より引用
“ 焼き鳥の魅力は何といっても皮のところ
と、皮のところについている脂肪のおいしさ
だから、どんな一片にも皮の部分があってほ
しい。
 なのにササミには皮の部分がない。”

目次から抜粋引用
“コーヒーのミルクの謎
 モンブランとおじさん
 いいのか馬しゃぶ
 おはぎの真実
 カニカマの魂胆”

 漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関するエッセイ集。
 コーヒーに入れたミルクへの対処からあず
きバーの楽しみ方についてまで、ユーモアあ
ふれるイラストと共に綴られています。

 上記の引用は、鶏肉のササミについて書か
れた話での一節。
スーパーの焼き鳥でも、ササミは売っている
ところをあまり見かけないように思います。
焼くとぱさつくし、冷めたら尚更だからで
しょうか。ササミと皮を交互に串に刺して、
ねぎまみたいな感じにしたら、美味しいかも
しれませんね。
 取り上げる食べ物が身近で、読んで食欲が
刺激されたら比較的試しやすいのが良いとこ
ろです。

ーーーーー

読書録「どら焼きの丸かじり」3

著者 東海林さだお
出版 文藝春秋

p210より引用
“ 人間というものは不思議な生きもので、
ときとしてほとんど意味のないことに情熱を
傾けることがある。”

目次から抜粋引用
“にょろるワンタン
 ラー油をなめたあかん
 湯葉という存在
 ひじき大出世
 オクラの誤算”

 漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関するエッセイ集。
 ワンタンのだらしなさからこんにゃくとし
らたきの差分についてまで、ユーモア溢れる
イラストと共に綴られています。

 上記の引用は、栗の皮むきの仕上がりにつ
いての一文。
リンゴの皮についても書かれていますが、す
ぐに食べてしまう物の皮のむけ具合なんて、
気にしなくていいはずなのですが…。
意味の無い事に必死になることが、多くの経
済を動かすようになっていて、生きていくこ
とに必要なことからかけ離れていても、生き
ていくことが出来る、ほんとに不思議な世の
中になっていると思います。
 文庫版30冊目とのこと、もう何冊読んだか
わかりませんが、安定した面白さを誇るシ
リーズです。

ーーーーー

posted by 出雲一寸 at 20:19| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月22日のつぶやき




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2016年12月22日

2016年12月21日のつぶやき




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2016年12月21日

2016年12月20日のつぶやき














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2016年12月20日

読書録「「希望を信じる力」をつくるたった1つの習慣」他

読書録「「希望を信じる力」をつくるたった1つの習慣」3

著者 植西聰
出版 青春出版社

p30より引用
“ しかし、「まかぬ種は生えぬ」というこ
とわざもあるように、何もしなければ、何も
生まれません”

目次から抜粋引用
““明るい未来”は、もう来ない?
 自分で“プラスの流れ”をつくれる人のちょっとした違い
 心の中の“マイナスエネルギーのモト”を捨てる方法
 直感を信じて“自分らしい幸せ”を見つけるコツ
 “小さな目標をクリアする”という近道を進もう”

 産業カウンセラーである著者による、希望
を持って生きるための気持ちの持ち方を記し
た一冊。
 未来に対する不安から自分の気持ちのお手
入れについてまで、実例を挙げて書かれてい
ます。

 上記の引用は、何もしたくなくなった時に
ついて書かれた項での一文。
未来が少しでも良くなるように、結果がわか
らなくても種は蒔き続けたほうがいいので
しょうね。
 章ごとに要点がまとめられているので、こ
のまとめだけを読んでも事足りるのではない
でしょうか。興味が沸いたところだけ、後か
ら読み返すようにすれば時間もかかりません。

ーーーーー

読書録「文明は森を食べる」3

著者 安田喜憲
出版 読売科学選書

p187より引用
“ 自らの伝統をうちすてたものの末路はあ
われです。一万年以上の長きにわたって維持
されてきた森を破壊し、海を汚し、森の民の
伝統をうちすてた日本の百年後の未来が、現
在のアフリカのようにならないと誰が断言で
きるでしょうか。”

目次から抜粋引用
“ふるさとの山をみなおすとき
 森林破壊の文明
 森の文化の原点
 森の文明
 文明破壊のアナロジー”

 地理・環境考古学者である著者による、文
明と自然との関係性について記した一冊。
 山と信仰についてから地球環境と宇宙開発
についてまで、花粉化石等の調査資料を基に
考察されています。

 上記の引用は、他国の文明の流入によって
伝統を失ったアフリカ諸国について書かれた
項での一節。自分たちの今までを全て無くし
てしまって、その先を豊かに生きたとしても、
自分の後には誰も続いてはくれなくはないで
しょうか?
 平成元年の出版なので、現在とは状況も変
わっているところがあるでしょう。この頃ま
でに進んだ森林破壊が、植林で回復していれ
ばいいのですが。人口減少社会と言われてい
ながら、まだ新規宅地開発がされているよう
では、何も期待できません。

ーーーーー

読書録「世界一空が美しい南極の図鑑」4

文・写真 武田康男
出版 草思社

p102より引用
“寒くて厳しい陸上と違って、海のなかはマ
イナス2度以上と比較的暖かく、栄養豊かな
場所なのです。”

目次から抜粋引用
“ゆらめくオーロラ
 雪結晶のコレクション
 世界一美しい星空
 南極の手つかずの地面
 氷山ができてから消えるまで”

 自然写真家である著者による、南極の自然
現象の写真をまとめた一冊。
 空はオーロラから海の中の生き物まで、観
測隊参加中の出来事などを交えて解説されて
います。

 上記の引用は、南極の生物について書かれ
た項での一文。
海水温は低い方が、海中生物は豊かになると
読んだことがあります。水温が低い方が、酸
素が溶ける量が増えるためだったかな?
 写真からは寒さが伝わらないので楽ですが、
平均気温がマイナス54度とのこと。見た目の
美しさとは裏腹の、命がけの写真なので、大
変貴重なものなのではないでしょうか。

ーーーーー

読書録「歴史ドラマの大ウソ」2

著者 大野敏明
出版 産経新聞出版

p143より引用
“ 飲酒というのは油断を生じる行為なので、
心を許した者以外とはしないのである。また、
基本的には自宅以外では滅多に飲まない。”

目次から抜粋引用
“NHK大河の嘘八百
 名作でもウソだらけ
 ホームドラマになった「江戸」”

 産経新聞編集委員である著者による、歴史
を題材にしたドラマの時代考証の間違いを記
した一冊。
 坂本龍馬についてから武士の言葉遣いまで、
数々の歴史資料を基に書かれています。

 上記の引用は、武士が居酒屋で酒を飲む
シーンについて書かれた項での一節。
たとえ武士でなくとも、お酒を飲む機会には、
この一節を思い出したほうがいいのではない
でしょうか。特に異性と酒席をともにする時
は。
 語り口にイマイチ面白みが感じられなくて、
読みにくい一冊でした。

ーーーーー

posted by 出雲一寸 at 21:09| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする